2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

キュウリ苗がうまく育たない6つの原因と対策

とっきー
とっきー

苗を植えつける前の育苗はとても重要で、でき具合によって、その後の生育や収穫量に大きく影響してきます。

ここでは育苗の失敗要因と対策を解説していきます。

キュウリの苗がうまく育たない要因はココ!

キュウリの苗がうまく育たないよくある要因と対策をまとめてみました。

キュウリは寒さと暑さに弱いという特性があります。

気温の変化にデリケートな作物なので特に気温に合わせた栽培が大切です。

  1. 発芽温度以下の気温で種まきをした

    →キュウリの発芽温度を守り種まきをする
  2. 発芽後、適温管理ができていない

    →発芽後は適正温度で苗の管理をしましょう。特に昼間と夜の温度差には注意です。
  3. 用土の養分が不足している

    →用土に含まれている成分で発芽のしやすさは大きく変わります。
     
     「種まき用用土」を使用すると発芽率は高まります。

  4. 水のやり過ぎ、水やりのタイミングが良くない

    →水やりのしすぎは根枯れの原因になります。また、朝に水やりを忘れ

    たからと夜に水まきをすると苗を弱らす原因になります。
  5. 間引きのタイミングが良くない又は残す苗絵選びが悪い

    →間引きのタイミングをしっかり守りましょう。発芽した中で、

     1番元気で勢いのある苗を残します。

  6. 春撒きと夏撒きでは温度管理方法が違う

    →春撒きは気温の低さ、夏蒔きは気温の高さに注意します。

     特に適温を超えると苗はすぐに枯れてしまいます。

しっかりしたキュウリ苗を育てるコツを解説します!

とっきー
とっきー

では、具体的にしっかりした苗に育てるためのコツを解説していきますね。

①キュウリの発芽適温を守って種まきをする

キュウリを種まきから苗を作るために大切なのはまず、

しっかり発芽させることです。

しっかり発芽させた上で生長させた苗から丈夫な苗を選びます。

発芽させる上で大切なことは、

「発芽温度を守る」ことです。

キュウリの発芽適温は、20℃〜30℃です。

時期は地域により異なりますが、4月上旬がベストのタイミングです。

また、YAHOO!天気などで週間の気温予想を確認した上で、

種をまく時期を決めると種まき時期を決めやすいです。

②キュウリの苗を育成適温で管理して育てる

発芽した幼い苗を生長させるのも温度管理が大切です。

4月といっても特に日が出ていないと気温が低いので特に幼い苗は枯れてしまう

恐れがあります。

まずは適正温度で管理しましょう。

キュウリの苗の育成適温は、25℃〜30℃です。

日が落ちて気温が下がるタイミングで

①屋内に苗を避難させる

②ビニール温室で苗を保管する

③簡単なところで発泡スチロールの容器の中で苗を管理する

キュウリの苗は寒さに弱いので寒さにあてて管理しないように注意しましょう。

とっきー
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発泡スチロール容器はスーパーマーケットで手に入れています。

注意点として、容器の底には水がたまらないように穴を開けるようにします。

容器の中に水を溜めてしまうと根腐れの要因になり、

苗を枯らしてしまいます。

③上手くキュウリ苗の発芽を合わせるために
種まき用の土を使用する

発芽適温でも解説しましたが、しっかりした苗を生育するには、

キュウリ種の発芽を揃えて、しっかりした苗を選別することです。

そこでおススメなのが普通の野菜栽培用の用土でなく、

「種まき用の用土」を使用することです。

種まき用の用土は通常の土より価格は高いですが、

発芽率が高く、幼苗を生長させるために必要な養分が含まれているので

元気な苗をつくることができます。

失敗してまき直すリスクを考えると

育苗の際は種まき用用土を使った方が良いでしょう。

④キュウリ苗に水の与えすぎ、水やりタイミングに注意する

気温が暖かくなると日中の気温が上がるのでキュウリの苗の

乾燥が気になります。

そこで乾燥しないように水をたっぷり与えるのはいいのですが、水の与えすぎ

特にポットの通水性には注意しましょう。

雨で十分水が行き渡っているにも関わらずに習慣で水を与えてしまうと、

苗ポットの中に水が溜まり根を腐らせてしまう危険性があります

また、朝に水を与えるのを忘れてたからと夜に水やりもやめたほうが良いです。

徒長(とちょう)といって、ひょろっとモヤシのような苗になってしまいます

水やりは朝に、ポットの状態を見ながら与えるようにしましょう。

⑤キュウリ苗の間引きタイミングを守り、いい苗だけを残す

キュウリの種まきの際、ポットに3粒まきます。

3つの幼苗が生長してくると、3つの苗のうち元気な苗を一つだけ残す

「間引き」という作業が必要になります。

間引きのタイミングは、

双葉が揃った段階で2つに、

さらに、本葉が揃ったタイミングで1つだけ残すようにして育てましょう。


では、どの苗を残したらいいの?というところですが、

①茎が太い

②双葉、本葉が大きく切れていない

③勢いがあり元気に見える

④病気がない


苗を選ぶのがコツです。

⑥夏まきキュウリの適正温度の違いに注意する

キュウリは春まき、夏まきと2回植えつけて長く収穫することが可能です。

春の種まきの際は気温が低い時期に注意が必要ですが、

夏まきのタイミングは暑さに注意する必要があります。

30度を超えると発芽して、十分に水を与えていてもすぐ枯れてしまうので、

注意が必要です。

直接日当たりのいい場所で育苗しないで、日陰で育苗するようにしましょう。

キュウリの苗をうまく育てるまとめ

とっきー
とっきー

では、キュウリ苗を失敗しないでうまく育てるコツを

もう一度復習しましょう。

  1. 発芽適温期(20℃〜30℃)に種まきをしましょう
  2. 春の育苗時期は特に夜のお気温には注意しましょう
  3. 種をしっかり発芽させるために種まき用土を使いましょう
  4. ポット苗への水やりは、水のやりすぎや夜の水やりには注意しましょう
  5. しっかり発芽させ、元気な苗を厳選して選びましょう
  6. キュウリの夏まきは逆に暑さに注意しましょう

以上がキュウリの苗がうまく育たない原因と6つのコツです。

キュウリの苗がうまく育つコツを掴んで立派な苗を育苗しましょうね。


とっきー
とっきー

【筆者の紹介】

私は貸し農園で週末の休みを利用して野菜づくりを始めて8年になります。

今では年間通じて40種類以上の野菜を栽培しています。

今では野菜づくりにもすっかり慣れましたが、初めは試行錯誤で失敗の連続でした。

ここでは、私が野菜づくりをはじめた頃に知っておけばもっと上達が早かったのにと思う栽培のコツを紹介していきます。

温や降水量、日照時間によって思いどおりの野菜が収穫できないこともありますが、種や苗から育てて収穫できた野菜の美味しさは格別です!!

一緒に美味しい野菜がいっぱい栽培しましょう!

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