市民農園を借りて野菜づくりを始めたいけど借りる方法がわからない。
借りる際にはどんなことに注意して借りたらいいの?
この記事では、市民農園を借りる方法と借りる際に気をつけたいポイントを紹介します。
私は市民農園で野菜づくりを始めて8年になります。
目次
初めての市民農園の借りる手順は至ってシンプルです。
情報収集はネットです。「市民農園 地名」「貸し農園 地名」
で検索して情報を手に入れます。
WEBからの申し込みか直接電話して空きを確認します
契約前に現地を見学します。
オーナーとの接点は少ないので不明点はそのときにクリアにします
気に入ったら契約です。契約は多くは1年契約です。
必ず一度見学してから契約するようにしましょう。
STEPごとに詳しく解説しますね。
市民農園初心者がネットで事前に調べておきたい基本情報
ネットで検索して情報収集する際に見ておきたいポイントを紹介します。
【ネット検索で見ておきたいポイント】
①場所 | 通える距離&場所か |
②利用料金 | 年会費・1口料金・管理費等の料金 |
③空き情報 | 現在空きがあるか |
④募集時期 | 年に1回 or 随時 |
⑤設備 | 最低限必要な設備は整っているか |
⑥サービス | 設備以外の付加サービスがあるか |
⑦口コミ | クチコミ情報がある場合はチェックしておく |
空きがなくても電話すると情報更新が遅れて空いていることも
以上をネットで情報収集した上で気に入った案件があれば早速電話しよう!
市民農園初心者が現地見学で確認したいポイント
オーナーに連絡を入れた後、
現地見学の予約を入れて見学に行きます。
【現地見学で見ておきたいポイント】
①現地までの距離 | 通うのに問題のない距離か |
②設備 | 最低設備は整っているか、女性は特にトイレ環境 |
③人 | オーナーや利用者の人柄(楽しそうにしているか) |
④サービス | 初心者にあったサービスの有無 |
⑤口コミ | 口コミ情報などで気になった疑問点を確認 |
市民農園を借りるのは家を借りるのと似てますね
「アクセス」「設備」「料金」「人」がポイントです。
市民農園初心者が契約の際に確認しておきたいポイント
説明はあるとは思いますが、確認しておきたい3つのポイントです。
【契約前の確認ポイント】
項目 | ポイント |
①契約年数 | 何年借りれるのか →年毎に場所替えは大変です |
②料金 | 最終支払う料金の合計 |
③トラブル | 人間関係など気をつけた方が良いポイントがあれば |
気持ちよくできる市民農園を選びたいです。
以上が市民農園を借りるまでの手順です。
上記の市民農園を借りる手順とは別に、
契約する前に気をつけたいポイントを紹介します。
①最低限無いと困る市民農園設備は?
市民農園を借りる際に最低限これはないと困る設備を紹介します。
一般的な市民農園ではほとんど設置されているとは思いますが、
以下の5点は最低限必要です。
【最低限必要な設備】
設備 | 理由 |
①駐車場 | 車で移動する場合(畑近くに駐車できるのがベスト) |
②貯水タンク(水道) | 水やり、野菜や手を洗う際に必要 |
③トイレ | トイレはないと困ります |
④資材置き場 | 資材や道具の持ち運びは大変 |
⑤ゴミ捨て場 | 野菜クズや雑草などの破棄場所は必要 |
女性や子どもがいる場合はトイレは必須です。
②栽培に不安、忙しい方にお勧めのサービス
市民農園によっては、初めて利用する初心者や忙しい人向けの
サービスを用意している農園もあります。
運営会社や団体によってサービスの有無はさまざまですが、
自分でできるか不安、忙しい時管理できるかな?など不安な場合は
利用料金と相談しながら積極的に活用してみるのもいいでしょう。
【初心者におすすめのサービス例】
サービス | 理由 |
①栽培方法アドバイス | 慣れない間はプロのアドバイスは助かります |
②農具レンタル | 揃えたり、管理するのは大変です |
③水やりサービス | 旅行などで長い期間行けない時重宝します |
④野菜買取り | 採れすぎた野菜がある場合売れるのは嬉しい |
かゆいところに手が届く嬉しいサービスはいいですね!
③市民農園初心者が管理できる畑の広さは?
慣れるまでは少しづつはじめましょう。
1口から初めて、栽培&管理に慣れたら口数
を増やすと良いでしょう。
※1口の広さは農園によって異なります(1口=5坪〜10坪)
私はいきなり2口からはじめ苦労しました。
慣れれば週末作業だけで4口も可能です。(私は今20坪で栽培しています)
【参考記事】
畑初心者にあった広さで畑を借りる|5坪からの栽培をオススメする理由
畑初心者が管理しやすい畑の広さは5坪!オススメする理由をわかりやすく解説!
③市民農園の利用料金は?
市民農園を借りる際に気になる利用料金です
1年間で10,000円〜15,000円位です(1口料金※地域による)
月に1,000円程度で借りれるところも魅力!
意外と安くで始めることができます。
他に掛かる料金はないかの確認も必要です。
私が借りている市民農園の利用料金です。
【私の場合の利用料金(参考)】
項目 | 料金 |
①年会費(※水道代含) | 3,000円 |
②一口利用料金 | 7,000円 |
③肥料代(使用した場合のみ) | 約500円 |
合計 | 10,500円 |
※1口の広さは15m2です。
※使用面積が広く料金も安い場合は
アクセスに注意しましょう。
アクセス重視で選ぶのがおススメです。
初めは一口から、無理なくはじめましょう
④市民農園初心者が年間に栽培できる野菜の種類は?
1口の区画で年間栽培できる野菜の種類は
20種類は栽培可能です。
春夏野菜で10種類:秋冬野菜で10種類
意外と多種栽培できます。
2口以上の広さがあれば、
40種類以上も栽培できます。
気分は八百屋さん感覚です。
⑤市民農園初心者が畑に行く頻度は?
年間で20種類も育てるとなれば、
毎日農園にいかなとダメなの?
とよく質問されますが、
私が畑にいくのは週末1~2日のみです。
それで年間40種類以上栽培しています。
慣れるまでは高頻度で通いましたが、頻度を上げる必要がないことに気づきました。
週末しか時間の取れない方も大丈夫です。
市民農園の借りる方法をとよくある疑問点のおさらいです。
- ネットで事前に下調べをする
- 現地見学会で不明点をクリアにする
- 最低限必要な設備有無や状態を確認
- 初心者・忙しい人はサービスを積極活用する
- まずは小さなスペースから始める
- 人間関係には気を付ける
以上市民農園を借りる際の参考にしてもらえたらと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。